国王と精霊

(2012/11/02 発行)
スクロールでお読みください


王と精霊
をすましてみると

静けさにも音があるだろう。


精霊ってそんなヤツだ。

あるようでなくて

ないようである。


そこにいるだけ。

困ったことに精霊って

良いヤツばかりじゃあない。


いたずらばかりする

ヤツもいる。

(呪文で王の兵士達を

酔わせようと しているところ…)

でも、もしも精霊と

ケンカにでもなったら?

勝てっこないのだ。


ひとつの決断をする。


国王は自分が精霊を

捕まえることにした

まあ、…

うまくいくはずもない…

奴ら、

信じられないくらい足が速い

空中に浮いているせいか?


毒には毒を。


国王はまた別の精霊たちに祈って

道具を作り始めた。

捕獲作戦決行!!
ぜかピーナッツばかり

投げてくる。


痛いうえに地味においしい。


笑うばかりで

反省しないのだ。

まえると

急にメソメソしはじめた精霊に

国王は泣くよりピーナッツを

育てるほうが

似合ってるよと言った。

精霊はニョロニョロと喜んで

ピーナッツを植え始めた。


いたずらもなくなり

国王と精霊は

仲直りをしたらしい。

こうしたことがあって

ナスコー王国のピーナッツは

とってもおいしいのだ。

そしてまたナスコーの一日がはじまる…







・あとがき

ストーリーから製本まで一週間くらいで作った豆本。

手にすっぽりはいるくらい小さいです。パピルスみたいな特別な紙に印刷しているので、実際はもっと古ぼけて見えます。

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